frieren_02のブログ

葬送のフリーレンを全力でたのしむ

葬送のフリーレン第118話 感想

今回は葬送のフリーレン第118話フィアラトールの感想を書いていこうと思います。女神の石碑編の終わりとなるお話でしたね。

物語は前回ヒンメルが花嫁姿のフリーレンを見たところから始まります。ここでね、私はグラオザームが作り出した夢の世界にヒンメル、フリーレンそれぞれが別に飛ばされたと思ってたんですが一緒の世界に飛ばされていたんですね。これが驚きでした。牧師さんが誓いのキスを、と言ったときのヒンメルの表情がなんとも言えなくて。ヒンメルにはこれが夢だと分かっている。でもフリーレンのキス待ち顔を見るとこう生きたかったなと思うヒンメル自身もいて、それでもやはり勇者としてこの状況を打破しないといけない。そんなヒンメルも一瞬躊躇ってしまうようなフリーレンのキス待ち顔だったわけです。罪な女ですねフリーレン。フリーレンもこの世界が魔法で作られたものだとは分かってはいるが、五感記憶魔力探知どれをとってもこの世界が現実にしか見えないといいます。フリーレンは魔法でこの状況を打破することは出来ず奇跡のグラオザームを称えます。だからこそのヒンメルなわけですよね。「私には出来ないが、ヒンメルには出来る」幻影如きにヒンメルは負けないと、そう言って現実世界でフリーレンはヒンメルに手を重ね、剣の感触を思い出させます。こうして剣の感触を思い出し、魔法の影響を受けているにも関わらずヒンメルはグラオザームと戦います。ここがね、ヒンメルの強さを表していますよね。後にフリーレンがグラオザームに対しヒンメルのことを甘く見すぎた、(魔法を)持たない者の研ぎ澄まされた感覚をと言っていますがこれはもうこんな人間いるなんて思って戦う方が難しいなーと思いました。服の掠れた音、息遣い、風の動きで大魔族と互角に戦ってますからね、めちゃくちゃ強い笑。その後ハイターの援護もあってグラオザームに一撃を与え幻影魔法を解くことに成功します。ハイターもアイゼンもヒンメルもフリーレンの為に戦闘してくれたというところに勇者PTを感じましたね。この時のヒンメルの背中を見るフリーレンの表情がね私が今回1番好きなシーンです。前回の話と使われる意味合いは違いますがヒンメルってこんなやつだったな(頼りになったな)、短いながらも彼らと戦ったことで昔を思い出していたのでは無いでしょうか。どこか懐かしむような表情に見えました。こうしてフリーレンはフィアラトールを使い現代へ戻ります。魔族も戦う理由はなくなり、戦闘は終了。ただリヴァーレはアイゼンとの戦闘を望みます。ここでのアイゼンの言葉が好きなんですよ。これがアイゼンって感じ。ここでのアイゼンの言葉を解くと、アイゼンは死の恐れを理解していたから(=撤退する選択を持っていた)のでここまで生きてこれたので結果として人類でいちばん強い戦士だと言われているということですねただリヴァーレが敵に背を向けないというのは言葉を借りるととてつもない武の高みにいるからだと。だからほかの戦士に負けないし撤退する必要もない。そんなリヴァーレに閃天撃を喰らわせヒンメルの指示通りアイゼンは退却します。ここがパーティーと強者が集まった戦闘の違いだと思いました。そして次のシーン、グラオザームが得た収穫とは何だったんでしょうね。ここが伏線となってくるのかな。そして物語は退却した勇者パーティーが焚き火を囲み目を覚ましたフリーレンは過去のフリーレンになっていて、どうしてみんなボロボロなのかと問いかけるフリーレンに対しヒンメルがどうやら無事に帰れたみたいだと言って終わります。

これにて女神の石碑編は終わりましたがつぎはおじいちゃんヒンメルが出てくるみたいですね。これはどこに話を繋げるんでしょう、魔王撃破後に女神の石碑の解読をした話をおじいちゃんヒンメルが回想するのかなぁなんて思いましたが。次回も楽しみです。